防臭袋 BOS (ボス) 非常用トイレセットが防災用品の備蓄で必要な理由とは?
Contents
南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に必ず起こると言われていますよね。
でも、一説では2年~3年後に起こる可能性も高いと予想されています。
私の実家では阪神大震災の時に被災し、しばらくの間家族が避難所生活を送った事を機に、我が家でも本格的に災害時の防災用品の備蓄の準備を始めました。
そこで、2週間ほど自宅で過ごせる分の水や食料、燃料(カセットコンロ用のガスボンベ)など様々な物を備蓄しています。
しかし、実家の家族が言うには、避難所に行く前の断水中のトイレの排泄物の処理が一番苦労したそうです。
そのため、排泄物の処理には非常用のトイレセットも必要なんだと感じました。
そこで、アマゾンや楽天で色々探した結果、圧倒的な防臭力を誇るという防臭袋BOS(ボス)非常用トイレセットを購入しました。
BOS(ボス)というのは、防臭、特に大便の臭いを防ぐために開発された防臭袋のことです。
購入してから家族の防災用品の一つとして備蓄していますが、幸いにも災害や断水などで使用する機会はまだありません。
ですが、車中で子どもが便意や尿意を催した時に、車にストックした物を使用した経験と、万が一の際に使い方に困らないよう、私が試しに使った経験があります。
実際に使ってみて、臭い対策以外に使い方が簡単な所、衛生的にも優れている所など、色々と発見がありましたので、ご紹介したいと思います。
防臭袋 BOS (ボス) 非常用トイレセットの3つのおすすめポイント!
防臭袋 BOS (ボス) は凝固剤と汚物袋、防臭袋BOSの3点セット
我が家の場合は、避難所に行く前に使う用として、15回セットを購入しました。
そのセット内容は、防臭袋BOS15枚、凝固剤15袋、汚物袋16枚(排泄用15枚と便器カバー用1枚)、それに詳しい取扱説明書がセットになっています。
防臭袋 BOS (ボス) 非常用トイレセットの使い方はとっても簡単!
使い方
その後は、残り半分の凝固剤を汚物に振りかけたら、汚物袋の上部をねじりながら縛り、さらに防臭袋BOSに入れて二重にしておしまいです。
特に外出時などトイレが無いところでは、バケツがあると便利でした。
袋に直接すると不安定なので、トイレの代わりに汚物袋を被せたバケツに用を足し、後は同じ手順です。
バケツがない場合は、ダンボールなどでも代用できますから、どこでも簡単に使えます。
ただし、子どもの尿や便はばっちり固まりましたが、私の尿では凝固剤が固まるスピードがやや遅いのか、完全には固まり切らなかった点が少し気になりました。
そのため、トイレットペーパーを多めに一緒に入れて、吸水処理をしました。
もっとも、肝心なのは防臭袋BOSの防臭性の方なので、汚物袋の中身が完全に固まり切らない場合でも、さして問題ではないかと思います。
臭いと菌を漏らさない2重の袋で衛生的!
昔、車中で、100円均一で購入した簡易トイレ(凝固剤+袋のみ)を使用した事がありますが、普通の袋一枚だったので不安定で、臭いもかなり漏れてきました。
防臭袋 BOS (ボス) 非常用トイレセットは、唯一の臭わない携帯トイレと謳ってるだけあり、全く臭いがせずびっくりしました。
最後に防臭袋BOSに入れる事により、臭いも菌も外に漏らさないところが安心できます。
非常時は、BOSトイレセットで処理した廃棄物を、どこか片隅に大きめの袋やダンボールなどにまとめて入れて置いておけば、不快感はほとんどないかと思います。
臭いと菌って、非常に気になりますので。
実際に息子が使用した防臭袋BOSを嗅いでみたところ、ほぼ無臭でした!
まとめ
非常時用の備蓄品として、我が家では防臭袋 BOS (ボス) 非常用トイレセットはなくてはならないレベルのものです。
災害時や断水時は、ただでさえ色々と大変です。
そんな中、排泄時の不安感や不快感は極力減らしたいので、臭いと菌を漏らさないようにしてくれる防臭袋 BOS (ボス) 非常用トイレセットはとても役立つと思います。
BOSは凝固剤がシートタイプのものもあり、どちらも使って比較してみたところ、吸水力においては、シートタイプよりも通常タイプのほうに軍配が上がりました。
そのため、特に通常タイプをオススメしたいと思います。
防災用品として備蓄する以外にも、車内用や外出先での万が一に備えて(特にお子さんがいるご家庭等)携帯しておくと便利で安心ですよ。